ふと思い立って、某スキー場跡にソロでバックカントリーに行ってきました。いちおうスキー場の名前は伏せておきます。入っている人がたくさんいるので公開しても問題ないとは思うのですが、ローカルエリアを大事にしている方もたくさんいるでしょうしね。
まぁ、見る人が見たら場所は分かっちゃうし、下にマップも貼っておくので、どこまで名前を伏せる意味があるのかという気はします。
さて、前日はゲレンデで若者らとすこし長めに滑ってたこともあり、当日朝はぜんぜん起きれず。誘っていただいていた別のバックカントリーを断って良かった⋯(もともと、ついていけなさそうなBCでしたけど)。
12時頃にスキー場跡の駐車場に到着。自分よりももう少し上の年代の4〜5人のグループが、ひと滑り終えて帰り支度をしているところでした。
バックカントリーも登山と同様に「早出早着」がキホンなんだな⋯と思いつつ、急いで準備。慣れてないバックカントリーの準備に手間取り、12時半ごろ、ようやく出発。
良さそうな斜面にもまだ食べ残しがあるじゃんと思いつつ、スキー場だったときの林道をツアーモードで淡々と登っていきます。
1時間弱登ったところで、ちょっと休憩。
ハイクアップを再開しようとすると、林道方面には滑り降りてきた跡のみで、登りのトレースがない。見つけたトレースは林の中に伸びてました。皆さん、ここからショートカットしてるんですね。知らなかった。
自分は林道を進もうか、それとも未知のトレースを辿ろうかちょっと迷ったのですが、今回はトレースを追って林の中に入ってみることにしました。
なるほど、ここに出るのか。
14時ごろ、アンテナが見えてきて、
20分後、ゴンドラ山頂駅だったところが見えてきました。
途中、靴擦れの応急処置をしてたような気もするので、通常はもっと時間がかからないかもしれない。
とにかく14時半には「トップにたどり着くことは諦めて、この(↓)斜面を滑れたらOKということにしよう」と決め、15時ごろまでハイクアップ。
ここまでの道程で、スノーシューの方1人とすれ違い、その方に「上にスキーヤーが2人いるよ」と教えてもらい(「今日はスキー日和だねぇ」って声をかけていただきました。ありがとうございます。)、そのスキーヤー2人ともすれ違って、いよいよこの山には自分ひとりしかいないんだな、と思いながら、このあたり(↓)を本日の最高到達地点に定めました。
カップ麺とお湯を持っていったけど、面倒になって、行動食だけすこしお腹に入れました。
上の画像に見えてる奥の斜面は、スキー場時代のコースなので、いちおうゲレンデと下山コースの分岐点くらいまでは登ってきたことになります。
当初のプランでは、クローズ後にまだ一度も入ったことがない奥の斜面を偵察するつもりだったんだけど、そんな時間的な余裕は1ミリ秒もありませんでした。
そうこうしているうちに濃いめの雲が出始め、風が冷たくなり(下山後の道路脇の気温計は2度でした)、汗ビショのキャップのツバがパリパリと凍ってることに気づきます。
急いで下山準備してると、奥の斜面を(すれ違ったスキーヤーとは別の)2人のスキーヤーが滑り降りていきます。残ってるのは、自分ひとりじゃなかったんかい。
そのまま下ると下山できないはずなので、どこかで林道の方に合流できるのかもしれない。いずれその辺も調査したいと思いつつ、THE CHASER HIGH PERFORMANCE CHOPSTICKSをツアーモードからライドモードにトランスフォーム。着用する予定だったビーニーをクルマに忘れてきたため、汗ビショで凍ったキャップにフードをかぶってゴーグルをつけ、一気(というほどでもないけど)に下山してきました。
登ってくるときはフカフカだった雪も、午後の冷え込みで表面がパックされたようになり、お世辞にも滑りやすいとは言えなかったのですが、無事に下山できただけで大満足。
なお、この日はビーニーだけでなくサングラスも忘れてしまい、アバランチビーコンはクルマに置いていってしまうという、まあまあの忘れ物の多さでした。
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