クライマーの理想のBMI

雑な戯言
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体重がヤバい。

どのくらいヤバいかというと、1ヶ月で2kgも増えるくらいにヤバい。

連日、過去最高体重を更新するくらいにヤバい。

そして年々落ちなくなってきている体重、これがヤバい。

また過酷なダイエット減量が始まるのかって想像するだけで、気持ちの落ち込みようがヤバい。

BMI(ボディマス指数)

これまで、基本的には体脂肪率を意識した減量を行ってきました。

どうしても腹筋を割りたい。

人生で一度でいいから自分の割れた腹筋が見たい。

とにかく、腹筋を割るためには体脂肪率を下げる。これが鉄則ということです。

当然、割れた腹筋は…すなわち低い体脂肪率は、趣味であるボルダリングにも効いてくるはず。しかし、歳を重ねるにつれ、スキルの向上は鈍化し、勢いだけでは到底レベルが上がらなくなってきます。もともとスキルが伸びにくいおっさんクライマーならなおさら。ここで「体脂肪率よりもBMIを気にした方が良いのでは?」と思い始めました。

BMIとは、Body Mass Index、ボディマス指数のことで、体重と身長から算出されるヒトの肥満度を表す体格指数です。

計算式は下記で表せます。

BMI = 体重[kg] / (身長[m])2

四則演算を用いれば、

BMI = 体重[kg] ÷ 身長[m] ÷ 身長[m]

となります。身長の単位はcm(センチメートル)ではなく、m(メートル)です。

身長を2乗している理由は、おそらくは体格を表現するために、身体の体積を疑似的に表しているのではないかと思います。体積だったら3乗でしょう?という気もしますが、それはそれでローレル指数と言って

ローレル指数 = 体重[kg] * 10 / (身長[m])3

で表す別の指数があるようです。こちらは児童の体格を表すための指数ですが、身長を3乗しているため、その影響を大きく受けやすく、年齢や性別によって標準値が変動するというのが欠点みたい。2乗がちょうどいい塩梅なのかもしれません。

なぜBMIを意識するのか

クライミング、ボルダリングとは、結局のところ重力との闘いです。ものすごーく雑に言うと、筋肉量に対して体重が軽ければ軽いほど、重力との闘いは有利になります。

これは、「同じ出力なら軽い(小さい)筋肉の方が良い」と言われる格闘技と似ています。体重別階級が採用されている格闘技においては、その階級に比較して筋肉の出力が高ければ高いほど、得なわけです。「同じ出力であれば、より軽い階級で闘う方が有利」とも言えます。

ボルダリングは体重別階級制ではありませんが、筋力に対する体重が軽ければ軽いほど、余計な筋力を使わずに済みます。これには、壁に張り付ける時間が伸びたり、持てるホールドが増えるなどの、大雑把なメリットがあります。

もちろん、体脂肪率が低いということは、体重に占める筋肉量が多いということなので、これはこれで良いのだけど、だからと言って体重が増えすぎてしまうと、いくら筋肉量が多くても体重が支えられなくなってしまいます。

一方、BMIを意識するということは、「体格」つまり、身長と体重のバランスを見るということです。自分の身長(格闘技における階級)において、もっとも高出力な筋肉量(体重)を目指すことにより、クライミング、ボルダリングで優位に立つというのが狙いになります。

日本代表選手のBMI

目指すべきBMIを定めるために、こちらから東京オリンピック「スポーツクライミング」の日本代表選手のBMIを調べてみました。

日本トップクラスということは、クライミングにおいては世界トップクラスと同義。人類最強の方々とスペックを比較するのは本当におこがましいというか、申し訳ないんですけども。知りたくないですか? 世界トップクラスのスペック。

原田 海(はらだ かい)選手

  • 身長 = 168cm
  • 体重 = 55kg
  • BMI = 19.49

いきなり出ました、19台。

まだ22歳の原田選手。若さか…? 若さなのか…!!??

楢崎 智亜(ならさき ともあ)選手

  • 身長 = 170cm
  • 体重 = 60kg
  • BMI = 20.76

もともと体操をしていて、わりと筋肉質に見える楢崎選手でも20台。

楢崎選手は全身のバネがすごくて、どっちかというとマッチョ系だと思っていたのですが、それでも20台なのか…。どーなっとるんだ。マジかよパねえな。

野口 啓代(のぐち あきよ)選手

  • 身長 = 165cm
  • 体重 = 52kg
  • BMI = 19.10

女子はどうでしょうか。

自分の中ではレジェンドと言っても良い野口選手は19台。しかも前半。顔が好み。

アスリートでこの体型ってなると、クライマーか長距離ランナーくらいでしょうか?

野中 生萌(のなか みほう)選手

野中選手は、体重が未記載。やだ…女子じゃん…。かわいい。

ちょっと男子ー。女子に体重聞くとかセクハラだからー。

YouTube動画

「クライマーのBMI」についてのYouTube動画も見つけてきました。

こちらの動画に出ているご本人(さとしさん)は下記スペックとのこと。

  • 身長 = 168cm
  • 体重 = 55kg
  • BMI = 19.49

え、原田 海選手と同じスペックじゃね? クライミング業界ではこの体型がスタンダードなの?

理想のBMIについては

筋肉がしっかりついていての19〜21ぐらいかな

との言及がありました。

BMIの目標値

上記より、BMIの目標値を19〜21の間に定めることにします。19台か20台ってことですね。

現状の自分のBMIを計算してみると、22.17でした。

デブじゃねえか。

日本肥満学会ではBMI=22を標準体重としているので、ほぼぴったり標準体重(体重差にして0.44kg重い)ということになります。

しかし、我は(へっぽこ)クライマーBMIベースで減量すると誓った男

まずは目標値の上限であるBMI = 21を目指すとすると、体重をあと3.2kg落とす計算になります。

できるだけ筋肉を落とさずに、3.2kg落とすのって、なかなか…大変じゃね?

BMI = 20だと5.8kg減…。ちょっと目眩がしてくる。

大丈夫そ?

コメント

  1. […] ソースからの抜粋: … […]

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