ウン10年も続けているスノーボード。楽しく続けるためのコツとして、毎年何かしらアップデートしたいと思っていて、今年は板もウェアもブーツもバインディングもゴーグルもグローブも買わなかったので、せめてビーニーだけでも新調したい、と開幕戦の帰りにスポーツ量販店に寄ったんですよ。2店舗。
ちなみにビーニーとはこういうニット帽のことを言うんですが。
で、2店舗とも、まあまあの数のビーニーを揃えておきながら、こんなん誰がかぶるんですかっていうクソみたいなのしか置いてませんでした。
仕方がないので、もうちょっと規模の小さいお店にも寄りました。ARC’TERYXとかTeton Bros.とか取り寄せてるショップなので、もしかしてと思ったのですが、まずビーニー置いてなかったわ。2年ほど前は在庫して記憶なんですけど。
↑のショップはともかく、量販店とかは「冬だからニット帽を適当に置いておけば売れるやろ」みたいな感じなんですかね? そんな姿勢だと、スキー・スノーボードの初心者にしか売れないし、そのスキー・スノーボード初心者もイマイチなニット帽にイライラしてすぐにお店に来なくなると思います。
眼の前のことだけしか見てないからそうなる。もっとスキー・スノーボード初心者が、今後もスキー・スノーボードを楽しめるようにしていかないと。顧客を増やしていかないと。
というわけで、今シーズンもビーニーを新調できなかったので、もう何年もかぶってるビーニーをさらしておきます。こういうのが求めているビーニーです。こういうのを置けば絶対(ワタクシに)売れるので、参考にしてください。
イヤーフラップ付きビーニー
よくかぶってるのがこのボンボン付きのビーニー。
ボンボンが付いているのもかわいいのですが、あまり主張しない形でイヤーフラップ(耳当て)が付いていて、暖かくて良き。
内側の目の詰まったニット帽に、目の荒いニット地がかぶさったよう、ちょっと凝った作りになっているのもポイントが高い。
洗濯では落ちない汚れが目立ってきているので、いい加減買い替えたい。
薄手のビーニー
上のビーニーは厳冬期は良いのだけど、2月くらいになるともう暑い。ボンボンが付いていると、フードがかぶりにくいというデメリットもあります。
ということで、こちらは薄手のビーニー。
ARC’TERYXのデカいロゴマークはあまり好みじゃないのですが、頭にピッタリとフィットする形状が、転倒時などに脱げにくくて良き。
頭頂部はニットだけなので熱の抜けが良く、それ以外の部分はフリースのライナーが入っていて、薄手のわりには暖かいという機能性もポイントが高い。
ややニットが伸びてきてるので、いい加減買い替えたい。
その他のビーニー
もう何年もかぶってないけど、残ってたビーニーがこちら。
全体的に、ワタクシの色の好みが分かってもらえると思います。なぜか、こういう色のビーニーってぜんぜん見つからないんですよね。
ウェアのフードがかぶりにくいという欠点はあるものの、躊躇なくボンボン付きを買っているところも重要です。ほんのちょっとのことですが、他人と見分けがつきやすくなり、大人数でスノーボードするときに見つけてもらいやすくなります。たぶん。
いちおう、真ん中のビーニーはイヤーフラップが付いてます。
共通点
ここまで出てきたビーニー。最大の特徴というか、共通点が、
裾の折り返しがない
ということ。
「折り返し」(カフ)とはつまりこういうやつ。
このビーニー、スノーボード最大手Burtonのモノなんですけど、ボンボン付きで、主張しないタイプのイヤーフラップ付き、かなり好みのカラーリング。ウェブショップのページによると、フリースのライナーも付いてるらしく、ここまで出てきたビーニーの特徴を兼ね備えていて、ほぼ完璧。
でも、折り返しが付いてるんだよなぁ。
まず、ビーニーっていうのは本来、折り返しのないニット帽を指す(折り返しがあるものはワッチと言うらしい)ので、「これはビーニーじゃない」っていう軽い拒否反応が出る。
折り返しがある分、ニット帽の裾の部分が厚くなるわけで、ゴーグルを装着したときにその厚さが邪魔になるという機能的な欠点も出てくる。
と、いうワケで、スノーボードのビーニーに求めている特徴を重要な順に羅列すると、
- 折り返し(カフ)がないビーニーらしいビーニー
- 控えめなイヤーフラップ付き
- 薄手で脱げにくい
- イケてるカラーリング
- ボンボンがあっても良い
ということになります。
本来、ほとんどのビーニーに当てはまっていてもおかしくない特徴だと思います。こっちもそんなに難しいこと言ってるつもりないんで。よろしくお願いします。
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