能登半島の「巨大イカ」騒動を覚えておられるだろうか。
ダイオウイカが流れ着いたとか、そういうのではなく、新型コロナ対策の交付金で巨大イカ像を建てちゃって、英BBC放送はじめ世界中から
何をやっとるんだ何を…。
とツッコまれたアレです。
ワタクシも
イカがだったでしょうか?
をオチに使いたい一心で巨大イカの取材を敢行したりしたんですが、記事を書いたあとは完全に忘却の彼方へと巨大イカをリリース。
あれから1年半弱。
巨大イカがまた世間を賑わせていることが分かりました。
例えば、テレ朝news。
💡【批判一転】「イカキング」が大化け!経済効果6億円に …なにが
経済効果6億円ですと!?
能登町役場ふるさと振興・山下栄治課長:「(Q.町の判断は間違ってなかった?)我々は建設に際してのコロナ対応等々の使用に際しては決して間違った使用法を行ったものでないと認識している」
「イカキングは間違ってなかった」。そう断言する能登町。
【批判一転】「イカキング」が大化け!経済効果6億円に …なにが
「間違った使用法を行ったものではない」という言葉に、相当叩かれたんだろうな、と思わず同情してしまいそうになりますが、とりあえず
売り上げは伸び、イカスミソフトクリームは特に人気だとか。
【批判一転】「イカキング」が大化け!経済効果6億円に …なにが
イカスミソフトクリームを食べに…じゃなくて、6億円の経済効果を探りに
また会いにイカなくては!!
というアレで、日曜日の午後。
縦長の能登半島。
目的地はイカの駅つくモール。
なかなかの距離である。
ちょっとソフトクリームを食べに行く距離じゃない。
あ、いや、ソフトクリーム食べに来たんじゃないけど。6億円の経済効果に一役買おうとソフトクリーム食べに来たんじゃないけど。
到着。
あー、たしかにちょっとお客さんが多いかも(おおイカも)。
巨大イカ像の周りには常に人が!! 「人だかり」とは言えないまでも、人がっ!! 観光客の皆さまがっ!!
相変わらず、イラつく位置に置かれたテトラポッド。そんなとこに置いてあると撮影の邪魔になるでしょうがっ!! テトラポッドに描かれたイカのシンボリックなイラストも、イカ像とはミスマッチ。バカなの?
テトラポッドが写り込まないようにすると、こうなる。触手がジャマ。大事なことなので前回も言ってます。
なお、とくに子供には大人気。常に数人の子供が、イカ像の中に入ったり、上に乗ったりして騒いでました。そういう意味だと、これは巨大イカ像というより、巨大イカの遊具なんですかね。
そしてイカよ…。お前、イカキングっていう名前なんだな。
いや、まぁ、なんだ。記事にも「イカキング」って書かれてたから、知ってたは知ってたんだが。
しかもお前、スルメイカなのか。スルメイカの分際でキングを名乗るのか。どうなんだ。イカキングよ。ダイオウイカさんにはスジを通したのか。キングより大王の方が上だから大丈夫だって?
そういうところだぞ。そういうところが信用できない、
イカがわしい
って言われるんだぞ。
まぁ、この辺をオチにしておいて。
6億円の経済効果? うーん?
イーカんじじゃない?
でダメ押し。
やれやれ、これでひとつ記事が書けそうだ。
本来の目的である、イカスミソフトクリームでも食べて帰ろう。
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売り切れ…。
イカり心頭です!!!!
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