見たら分かるでしょう? Google AdSense広告を利用しています

トランギアの気になるU.L.な新製品 │ Trangia Micro Original and Light

雑な戯言
当サイトには広告・アフィリエイトリンクが含まれている場合がありますが、それと分かるように表示しています。また、紹介している製品は基本的に自腹で購入しており、忖度のない製品レビューだけが取り柄のサイトです。

YouTubeを見ているとたまに流れてくる「Trangia Micro」のレビュー動画。どうやら、ハンドルが折り畳める500mlの小径ポットのセットのようです。

ラインナップ

ラインナップとしては、「Trangia Micro Original」「Trangia Micro Light」の2種類。

以下が共通のパーツで、

この2つに、どの熱源(ストーブ)を組み合わせるかで、OriginalとMicroが区別されます。

Trangia Micro Original

ストーブにアルコールストーブ「アルコールバーナー TR-B25」を組み合わせると、Trangia Micro Originalになります。

Trangia Micro Light

ストーブに固形/ジェル燃料を使用する場合は、「ソリッド/ジェルフューエルバーナー」という受け皿を組み合わせ、Trangia Micro Lightになります。

小径ポット「T-Cup」

Trangia Microを特徴づけているのが、おそらく新開発の小径の鍋「T-Cup」

この「T-Cup」の底面が、ゴトク「TR-B25用ゴトク」にピッタリと合うサイズで、ゴトクから鍋がずり落ちにくくなっているようです。

本国スウェーデンでも「ノーハンドル」がブームなのか分かりませんが、ハンドルなしの「Pot, Micro 0.5L」というクッカーも発売されてます。ちなみに素材はアルミニウムでした。

サイズ考

500mlというサイズ

出典:Trangia Micro Light – Trangia

500mlの小径ポットって、絶妙にビミョーというか、どうなんでしょうか。

  • U.L.(ウルトラライト)を目指すなら、真鍮製で重いアルコールストーブ「TR-B25」は選ばないだろうし、クッカーももう一段、軽いモノを選ぶ気がする。例えば、EVERNEWのチタン製の「Ti 400FD Cup」とか。
  • アルコールストーブの重さを気にしない程度の軽量化なら、クッカーはもうちょっと大きいものの方が便利な気がする。500mlだと「飲み物は余裕」だけど、「麺を茹でるには厳しい」サイズ。

いやー、でも、案外ニッチなニーズがあるのかもしれない。海外の人は、麺を茹でるより、ドライフードをお湯で戻すシーンの方が多そうだし。

実はアレに乗せられるサイズじゃないのか!?

ところでこの「T-Cup」、Ø112×83mmというサイズのようなのですが、「直径112mm」と聞いて、思い出すアレがいますよね。

そう、同じくスウェーデンはOPTIMUSの「SVEA 123R」ですよ。

このやかましくも愛らしい、禁断のガソリンバーナー「SVEA 123R」は、直径11cm以上の鍋が乗せられないんでしたよね。

しかし、「T-Cup」の直径は112mm。

2mmオーバーしてるけど、これはもう、完璧に許容範囲内って言っていいんじゃないのか!?

というか、世界で最も使えない付属のソースパンの代わりに、Trangiaの「T-Cup」を組み合わせろってことじゃないのか!?

「世界で最も使えない付属のソースパン」ことSVEA 123Rのソースパン

やばい。OPTIMUS「SVEA 123R」にTrangia「T-Cup」を組み合わせたすぎる。

ちなみに、「SVEA 123R」のソースパンは、直径は約9.5cm、高さは約5cmなので、「T-Cup」よりも一回り小さいサイズ。

調理には中途半端なサイズで、お湯を沸かすことはできても水切れが悪く、カップ等にお湯を注ぐのが苦手という、何をやらせてもダメな子なんですが、まぁ、そこもかわいい。好き。

まとめ:トランギア謹製の小径ポット+ストーブセット

Trangia曰く、

Trangia Micro Original is our smallest and most compact stove, the ultimate solution for preparing a quick lunch.

(拙訳:Trangia Microはトランギアでもっとも小さくコンパクトなストーブで、手早くランチを準備するための究極のソリューションやで。)

Trangia Micro Original – Trangia

ということで、Trangia Microシリーズは、トランギアが明らかにU.L.を意識したプロダクトだと思われます。

2023年10月現在、日本の正規代理店、イワタニ・プリムスのサイトにはまだ登場してません。

もし、今後、日本で発売されるのであれば、国内においてもこの小さなサイズ感にニーズがあるという判断がなされたということだと思うし、俄然、気になってきます。

何より、「SVEA 123R」に組み合わせてみたい。横に置いてみたい。

妄想ばかりが膨らむTrangia Microシリーズ。出たら買ってしまうかもしれないし、買うなら「アルコールバーナー TR-B25」は(2個も)持ってるので、OriginalではなくLightになると思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました