2022年はもうなんというか、物欲が止まらなかった。というかサイフの紐が緩みまくった。最初からサイフに紐がなかった。
原因はたぶんアレです。
ストレスです。
ということで、今年買ってよかったものをたぶん買った順に紹介しまっす。今年買ったけどまだ使ってないものは載せないルールで行こうと思います。
THE NORTH FACE「エクスペディショングリッドフリースフーディ」
好きなアウトドアブランドにパタゴニアがあるんですが、というかパタゴニアのレギュレーターシリーズのR1フリースがとにかく最高で何着も持ってたり無くしたりしたんですが、一方でパタゴニアのちょっと合わない面──例えば、環境問題に必要以上にうるさかったり、あるいはアパレルブランドとしての人気が高まるにつれて、従来のアウトドアブランドに対するファン心理がざわつくなど──も出てきて、ここ数年はパタゴニアR1の代替品を探す旅路が続いています。
そんな中、今年目をつけた(正確には昨年末に購入)のがTHE NORTH FACEの「エクスペディショングリッドフリースフーディ」でした。日本においては、TNFもアパレルブランドとしての人気の高まりにより、以前のような地味で微妙に安くて良い製品が減ってきた感はありますが、「エクスペディショングリッドフリースフーディ」はわりと硬派。
ミドルとしてもベースとしても使える薄めの生地は帝人のOcta。汗抜けが良く、意外と暖かい。R1よりも熱がこもらなくて、北陸のスノーボードのミドルレイヤーとして考えるとすごくバランスが良いと感じます。
難点はカラーバリエーションかな。あまりグッと来る発色のモデルがありません。
Black Diamond「スパークフィンガーグローブ」
こちらも昨年末に購入し、2021-2022シーズンにスノーボードで使いまくったBlack Diamond「スパークフィンガーグローブ」。
欠点が少なくてコスパの良いグローブだと思います。
BURTON「Photon Wide SO」 / BURTON「Step On」
2020-2021シーズン、愛用していたYONEXのステップイン「ACCUBLADE」のブーツがぶっ壊れ、仕方なく2021-2022シーズンは古い「ACCUBLADE」対応ブーツを引っ張り出して履いていたのですが、シーズン前半にこいつも壊れて、慌ててブーツを「ACCUBLADE」対応ブーツを探したものの、まったく売っていない。もう何年もYONEXはステップインを出してないんでした。
というアレで、久しぶりに普通のストラップ式のバインに戻そうかなーとか思ったんですけど、そういえばBURTONからステップイン(Step On)出てましたよね? ということで、せっかくなら、いま一番新しい「Step On」でしょ、という気持ちで導入。
当たり前ですけど、ブーツとバイン、一気に揃える必要があります…。で、まぁ、使ってみるとソッコーで慣れて、ヒジョーに気に入ってるので、財政状況以外は問題なし。
HydraPak「RECON」
アウトドアショップで偶然見つけたHydrqaPak(ハイドラパック)のボトル「RECON」。
バックカントリーで使用する広口のボトルを探していたタイミングで見つけてしまったので、ほとんどリサーチせずに「そういえばハイドラパック持ってないかも」くらいの勢いで買ってしまいました。
ポカリの粉を入れやすい広口、半回転させれば飲み口から内容物が出てくる蓋、大きくループになっているハンドル、ぜんぶ良い。
500mlのタイプにしたのですが、登山で使うならもうワンサイズ大きくても良かったかも? でも、粉ポカリを割るなら500mlで良かったのかも?
Insta360 ONE RS
立山バックカントリーに間に合わせるように購入。
訊け、魂の叫び(↓)
EVERNEW「アルコールストーブスタンドDXセット」
今年の散財のきっかけになったのがこいつじゃないかと密かに思っている、EVERNEWの「アルコールストーブスタンドDXセット」。
ブーツとバインディングや360度全天球カメラと比べたら、そんなに高価なモノでもないのですが、こいつのせいでこれまで以上に
アウトドアが面白くなってしまった
という気がしています。
これが、アウトドア界隈の「アレが気になる、コレが欲しい」というムーブにつながっていった感覚。
アルコールストーブって昔からあるけど、近年はU.L.ハイカーらによって再発見された火器という認識で、「ちょっとお湯を沸かすだけならアルストで十分」みたいに語られがちですが、意外かもしれませんが、ソロだとフツーに鉄板で焼肉とかできますしね。
ポテンシャルはめちゃくちゃ高いです。
BUNDOK「ソロベース」 / FUTURE FOX「FOX-BASE EVO」
なぜ、パップテントを立て続けに2張りも買ってしまうのか。
分からない。気が狂いそうだ。
DCシュー「GAVELER」
丸くてマッシヴな白いスニーカー、買いました。アウトソールがちょっと固いところ以外は気に入ってます。とくに極厚のタン、真っ赤なアウトソールがかわいい。
スケシュー推しは今後も続けていきたい。いいぞ。
SOTO「マイクロトーチACTIVE」
手元に常にあるライター。こいつがないとアルコールストーブもガソリンストーブも点火することができません。
用途を考えるとSOTO「スライドガストーチ ST-480C」と迷うところですが、可動部分が少なくて壊れにくいと思われること、コンパクトで持ち運びしやすいところが気に入っています。
MSR「ステイクハンマー」
ペグハンマーとしてよりも、コロナビールの栓抜きとして絶対的な価値を主にぼくに提供してくれている我らがMSRのハンマー。
もちろん、ペグハンマーとしても優秀だし、ハンマーなのに軽量なので、持ち歩こうかな?と思えるフットワークの軽さがあります。非の打ち所がない。ハンマーなのに打ち所がないというのもアレですが。
Fitbit「Charge 5」
これまで使ってきたFitbitの「Charge 3」の液晶がずいぶん前から映らなくなって、そろそろ「Charge 6」が出るんじゃないかって言われてるのに我慢できず「Charge 5」を買ってしまいました。
その後のサポートの対応の悪さにちょっとイラついて、レビューも書いてなかったのですが、まぁフツーに良いです。単にぼくの身体と生活習慣がFitbitから離れられなくなってるだけですけど。
「Charge 6」が出るのは既定路線なので、ちょうどいま、少し安くなってると思います。
OPTIMUS「SVEA 123R」
「趣きがある」くらいの表現では足りないくらい趣きがある、人生初のガソリンストーブ。
買ってから毎日一回は点火してしまうくらい、放っておけない存在になっています。
予熱(プレヒート)という儀式。点火直後のプロペラが回るような、草刈り機のような、断続的な燃焼音。暖機が進むにつれ、断続音が連続音になる様子。その元気な燃焼音のわりにはほどほどの火力。水切れが悪すぎて使えないアルミ・コッヘル。すべてが愛おしい。
まとめ:「破産寸前です」
ほかにも、クルマのタイヤをインチアップしてホイルを新調したんですけど、もちろん気に入ってるんですけど、目ん玉が飛び出るほど高くて、肝が冷えました。
スノーボード方面は、2022-2023シーズンは、スプリットボードやらウェアやらを新調しています。スプリットボード用のバインディングはまだショップに取りに行ってさえなくて、スプリットボード用のブーツもこれから別途買う必要があったりします。
宵越しの金どころか、年越しの金がない可能性におびえている2022年の年末でした。破産寸前です。
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