タイベックをグランドシートに使ってみたい

アウトドア
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U.L.(ウルトラライト)なトレッキングポール式テント(シェルター)、Durston Gearの「X-Mid 1 Solid」を購入しました。

でも、グランドシートは買わなかったんですよね。

純正のグランドシートはけっこう格好良くてポチる寸前だったのですが、今回はちょっと予算オーバー。泣く泣く見送りました。

とは言っても、新しいテントのバスタブに穴は開けたくない。

というワケで、U.L.界隈というか、登山界隈ではお馴染みの「タイベックシートをグランドシート(フットプリント)代わりにする」ってやつをやってみたい!!

タイベックのグランドシート、玄人っぽくてちょっと憧れてたんでした。

タイベックとは

タイベック(Tyvek)とは、化学系複合企業のデュポン社が開発した高密度ポリエチレン繊維不織布で、0.5〜10ミクロンのポリエチレンの極細長繊維をランダムに積層し、高熱と圧力だけで結合させたシートです。

以下のような用途があります。

化学防護服、屋内の湿度を屋外に逃がし雨などの水を防ぐ壁材である透湿防水シートのほか、アメリカ合衆国郵便公社の速達封筒、衣類[1][2][3]合成紙、科学・医療・農業分野など多様な使われ方をされている。

タイベック – Wikipedia

タイベックシルバーは、タイベックにアルミニウムを蒸着させ、さらに繊維の一本いっぽんにアルミニウムの劣化を防ぐ抗酸化樹脂コーティングを施した遮熱シートであり、主に家屋の外壁下地や、小屋裏の遮熱シートとして使われるようです。

タイベックには様々な特性がありますが、とくに耐水性・防水性・透湿性・強靭性・遮熱性などの特性や、軽量で加工がしやすいなどの特徴から、アウトドアにおけるDIY素材としてもよく使用されます。

ちなみに今回、デュポン社のロゴとウィルキンソンのロゴが似ているという発見がありました。

広げたサイズ

購入したのは1m × 2mのタイベックシルバー

X-Mid 1の平面図は下記なので、

  • 幅: 32インチ = 81.28cm
  • 長さ: 90インチ = 228.6cm

以上あれば足りる計算です。

購入したタイベックシートの幅は100cmあるので、問題なし。

長さは200cmなので、ちょっと足りません。が、マットの下くらいならとりあえずカバーはできそうです。

パッキングサイズ

このくらいのサイズ(約25cm × 約17cm)で、銀色の面を内側にして、折り畳まれて届きました。このまま持ち運ぼうと思います。

重さは実測で120.3グラム。

純正のグランドシートはX-Mid 1用が105グラム、X-Mid Pro 1用が95グラムなので、タイベックの方が若干重量があります。

表と裏、どっち問題

タイベックシルバーはこんな感じ(↓)で、

  • 片面がアルミニウムを蒸着させた銀色の面
  • もう片面がポリエチレンの不織布の面

となっています。

なんとなく、アルミニウム蒸着の面の方が水を弾きそうな気がして、あるいは不織布の面の方が汚れやすそうな気がして、銀色の面を地面側に、不織布側を表面側にしたくなる気持ちがあります。

同じように、アウトドアで使う銀マットや、サーマレストのZライトソルなどでも、しばしばどちらを表側にして使用すべきか、という議論が以前からよくされています。

結論としては、「アルミニウムが蒸着されている面は輻射熱を反射する」ことから、

  • 寒いときは、銀色の面を表にする。体温が反射されて暖かい。
  • 暑いときは、銀色の面を裏にする。地表からの熱を反射して涼しい。

という使い方が正解。

なので、タイベックシルバーも同様の運用で良いと思っています。

山旅旅チャンネルの下記のテント紹介動画でも、グランドシートにタイベックシートを使っているように見えますが、やはり銀色の面を表にしているようです。山では銀色の面を表にするのが基本なのかも。

まとめ

ほぼ「玄人っぽさに憧れてた」という理由のみで導入してみたタイベックのグランドシート。

サイズや重さにもほとんど不満はなくて、使うのが楽しみなのですが、ひとつだけ気になる点があります。

これだけは伝えておきたい。

タイベックシルバーって焼き海苔の匂いがするんですよ。

ちょっと匂い嗅いでみ?

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