ゴーグルをSMITHの「SQUAD」に買い替えた

スノーボード
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2021-2022シーズンの終盤に5シーズン目だったゴーグルを補修して、何とかシーズンを終え、さすがに2022-2023シーズンは買い替えるだろって思ってたら、意外と1シーズン持ってしまったSMITHのゴーグル(いまはなき「VICE」っていうモデル)。

ゴーグルのスポンジから黒い粉が生成されるようになったので、ようやく新しいゴーグルに買い替えました。それでもシーズン序盤の5回は、7シーズン目の「VICE」を黒い粉を撒き散らしながら使っとるからね。モノ持ちが良すぎる。

平面レンズシリーズ:「SQUAD」モデル

今度のゴーグルはSMITHの「SQUAD」。どんなゴーグルを使っていたか覚えていない初心者のころを除いて、もしかしたら初めての平面レンズかも。

ちなみに、2023-2024シーズンのモデルではなく、2022-2023シーズンの型落ちモデル。どうやら、2023-2024シーズンのモデルでは「QUAD」には調光レンズのChromaPop Photochromic Rose Flashの設定はないようです(同じく調光レンズのPhotochromic Red Mirrorは設定されてる)。

調光レンズ:ChromaPop Photochromic Rose Flash

レンズはChromaPop Photochromic Rose Flash

ChromaPopはSMITHのハイコントラスト技術のことで、対象物を鮮明に浮き立つように表現してくれるみたい。SMITHのスノーゴーグルのほとんどで採用されている模様です。

このChromaPop、オークリーのハイコントラスト技術であるPRIZMよりも場合によっては見やすいという噂もあり、ちょっと期待しています。

一方、Photochromic「調光」を意味し、当たる光の強さによってレンズが自動的に濃さを調節する機能のこと。サングラスの濃さが変化するイメージですかね。1枚のレンズで幅広い明るさに対応できるという理解です。

Rose Flashは調光レンズの色を表し、吹雪や曇天の薄暗いローライトコンディションの中でも雪面の凹凸を浮かび上がらせるStorm Rose FlashというカラーをチューニングしたVLT30%-50%の調光レンズということ。曇り空から雪空に最適らしい。

SMITHの調光レンズにはもうひとつ、Photochromic Red Mirror(VLT20%-40%)というレンズもあり、こちらは、Rose Flashよりも濃いEveryday Red Mirrorをチューニングした調光レンズ。Rose Flashだと眩しい場合は、Photochromic Red Mirrorの方が適しているとのこと。晴天から曇天に最適らしい。

ちなみにVLT(Visible Light Transmission)は可視光線透過率のことで、VLT30%-50%は30%〜50%の可視光線を通しますよ、ということ。なので、数字が小さい方が光を通さない(晴天向き)ということになります。

インプレッション

スポンジ

顔に当たるスポンジパーツは、これまで使ってたViceに比べてちょっと簡素化されている気がします。

でも、さすがは(型落ちだけど)新品のボリューム感。ふっくらしていて良い。

ちなみにこちらが使い古して黒い粉が出る7シーズン目の「VICE」。

スポンジってこんなにペタンコになるのか、という感想はありますが、(↑)の「SQUAD」に比べてスポンジ部分がちょっと凝ってる。色の違う(おそらく硬さの違う)スポンジが貼り合わさっています。

安定のバックル式のベルト

SMITHのゴーグルを採用する理由の半分くらいは、このバックル式のベルトです。

装着時は外れることがなく、それでいて脱着が簡単。

実は長いあいだ、オークリーのゴーグルほか、バックルがないループ式のベルトのゴーグルを使ってきたのですが、頭からかぶるように装着するせいで、ベルトがすぐに伸びちゃうんですよね。バックル式だと、必要以上にベルトを伸ばさなくて済むし、結果的に長く使える気がします。

あと、ループ式のベルトの場合は、きつめの装着感にすると、頭からかぶるのが大変なので、少し緩めの装着感に設定しがちだと思います。その点、バックル式は頭の後ろまで引っ張る力さえあれば装着できるので、好みの装着感に調整しやすい気がしています。

見た目

平面レンズのシンプルさが際立っていて、なかなかカッコいいと思ってます。

青なのかピンクなのかはっきりしないレンズカラーも好き。

ChromaPop Photochromic Rose Flashの実力

クロマポップ+調光の実力をはかるために、同じ場所でゴーグルなしとゴーグルありの視界をスマホカメラで撮ってみました。

1枚目がゴーグルなし、2枚目がゴーグルあり。撮影時は曇り空でした。

たしかに、ゴーグル着用時の方が、雪面の陰影がはっきりしていると思います。

滑走時の肉眼で見た感覚だと、上の画像よりも雪面状況がもっと分かりやすかった印象です。静止画と動画の違いかもしれませんが。

レンズの脱着のしやすさ

SMITHのゴーグルはレンズが脱着しやすいという印象もあるのですが、「SQUAD」に関しては、まぁフツー。

SMITH公式の動画を貼っておきます。

一方、磁力でくっつけるMAGシリーズはマジでカンタン。こちらも貼っておきます。

まとめ:クロマポップ + 調光 = 世界最強のゴーグルレンズ

個人的には、バックル式のベルトだけでもすでに高ポイントなのですが、そう言えば、レンズ内側の曇りにも強いような気がしていて、例えば、オークリーはコーティングによる防曇に対し、SMITHはレンズの素材と加工の工夫によって防曇を実現しているという話も聞きますし、とにかくレンズに強いメーカーという印象です。

レンズに関しては、SMITHも

クロマポップ + 調光 = 世界最強のゴーグルレンズ

Chromapop – 【公式】SMITH JAPAN | スミスジャパン

と豪語しており、世間の評判も良さそう。

ChromaPopの実力には満足しているのですが、より明るい天気、暗い天気で、Photochromic調光レンズがどのくらい機能するのか、ちょっと楽しみにしています。

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