フランス版の肥後守と言えばオピネル。
自分が持っている折りたたみナイフを眺めていると、当然ですが、全部先っぽが尖ってる。
見た目にももっと怖くないナイフはないものか、と思っていたときに見つけたのがオピネルの「ラウンドティップ」ナイフでした。
先端が尖ってないので、ほら、怖くない。
ほら、怖くない。
でも、ジブリだから子ども向けってこともないか。
個人的には、ナイフ特有の威圧感が少なく、大人にも安全な折りたたみナイフだと思っています。
折りたたむと10cmくらい。
重さは実測で35.4グラム。ナイフとしてはかなり軽い方だと思います。U.L.的にも◎。
簡易的だけど十分なロック機構は、刃を出しているときだけでなく、刃を閉じているときにもロックできるので、不用意に開く心配もありません。
よくできていて、とても便利。
「ラウンドティップ」にはNo.7と呼ばれるサイズしかなく、このきれいな緑色の柄も現在は廃盤になってそう。子ども向けなんだから、もっとかわいい色を出せばイイのにね。
刃厚が薄いし、柄も木製なので、例えば、こじるような使い方はできません。でも、アウトドア包丁としては十分というか最適。
トランギアの「アルコールバーナー」とか、「SVEA 123R」のような非加圧式のガソリンストーブのようなちょっとレトロな雰囲気のギアによく似合う、それでいて実用的でかわいいナイフです。
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