ミュニークX-MESH STOVE │ ミニマムな風防兼ゴトク

アウトドア
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何年か前に購入しながらずっと開封してなかったMUNIEQ(ミュニーク)の風防兼ゴトク「X-MESH STOVEスモール」を先日のキャンプでやっと使うことができました

X-MESH STOVEは、細かいメッシュのステンレス製の薄い板で、こんなふうに丸めることにより、風防兼ゴトクとして機能します。

EVERNEWのTiアルコールストーブEBY254には基本的にはアルコールストーブスタンドDXを組み合わせているので、今回はtrangiaのアルコールバーナーTR-B25に使ってみました。

意外にも、上に乗せて使います。

いや、買ったときはてっきりアルコールストーブが中に入るタイプの風防兼ゴトクだと思ってたんですよ。写真もそんな風に見えたし。

出典: ミュニーク X-MESH STOVE スモール – aandfonlinestore

あとで、1枚の場合は、小径のアルストしか中に入れることができず、trangiaやEVERNEWのアルストは上に置くことしかできないって知ったんですよ。

上に置くんかい!!

って思わずツッコんだ記憶、ありますもん。

なお、2枚を連結させれば、trangiaやEVERNEW等のフツーのアルコールストーブも中に置くことができます。

普通のアルコールストーブも(連結など面倒なことをせずに)中に置きたいっていう意見が多かったのか、現在はX-MESH STOVEラージっていうモデルもあります。こちらの場合は、フツーサイズのアルストも中に置けます。最初はなかったはずで、後から出てきたんじゃないかなーと思います。

というわけで、ほぼゴトクとしてしか機能しなさそうな「上に置く」スタイルなんですが、上に置くがゆえに、こんな感じで赤熱してヒジョーにキレイです。

メッシュの中で炎がゆらめくのを想像していたので、メッシュが熱せられて赤熱するという、よりアグレッシヴな姿に驚かされました。良い意味で。

キレイなのに、力強さも感じるという、ちょっとあんまり見ないタイプの感動。

そして、一撃でこの焼け色になりました。

焼け色がつくと同時に丸まり癖もついて、買ったときのようにまっすぐに伸ばすのは困難になりました。が、どうせ、丸めて持ち運ぶので、ぜんぜん問題ないです。

ちなみに、スタッキングはみんな大好きsnow peakのチタンシングルマグ300MG-142にピッタリ。

ってまぁ、大抵のマグカップやクッカーには入ると思います。

手元のマグカップだと、Lixadaの300mlのチタンマグカップに入れた場合は、少しだけはみ出てしまって、蓋が閉まらず浮いてしまいます。

風防の性能なんですが、trangiaのアルコールストーブの上に乗せた場合、意外と炎が内側に収まっていて、多少の効果はあるように思えました。

(見えないけど)外側に沿って流れる炎もあるはずで、風上側はその部分の炎が流れちゃいそうな気はします。

もともとメッシュなので、完全に空気の流れを遮断するという設計ではないと考えられます。流体としての空気の流れをある程度防ぎますよ、という意味であれば十分な性能かもしれません。

穴の開いた板1枚を丸めて、風防兼ゴトクとして使用するというミニマムな設計が、U.L.方面には刺さるんじゃないかなーと思ってます。

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