FLOAT「MAIA BLACK / GR」 │ フィット感が神がかってるアイデア満載の偏光サングラス

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今シーズンは、登山の格好をもうちょっとカジュアルにしたいという目標がありまして、それはとくに大きな意義があるわけではなく、カジュアルな格好の方が、テクニカルな格好よりも軽やかに見えるんじゃないかという情けない理由だったりするのですが。

カジュアルさを演出するためには何を換えたら一番効果的か?

自分の場合、それはサングラスではないか、という考えに落ち着きました。

「登山」言うておきながら、バックカントリーの画像しか見つからなかったのですが、これまでSWANSのこういうテクい見た目のサングラスを使用してきたんですよ。

それまで安物のテキトーなサングラスを使ってきたんですけど、サングラスをすぐに無くしてしまう病気に罹ったので、ちゃんとしたスポーツサングラスを買ったんですよね。そしたら無くさないし、雪山で使っても雪目にならないし、オレンジっぽいミラーも気に入ってるし、マジでサイコーだったんですよ。

でも見た目がテクい。普段使いはもちろん、アウトドアアクティビティへの行き帰りの運転中にも使用がはばかれる程度にテクい。

これをカジュアルなサングラスに換えれば、見た目がぐっと軽やかになるんじゃないか?

FLOAT「MAIA BLACK / GR」

カジュアルな見た目で、登山という文脈でもよく見かけ、なるべくコスパが良く、できればSWANSのように日本のメーカーのサングラス、と考えたときに最初に(そして唯一)思いついたのがFLOATのサングラスでした。

いくつかデザインがあるのですが、どちらかというと顔が小さめなので、フレームサイズが最小の「MAIA BLACK / GR」を選んでみました。

「ボストンシェイプ」という形らしい。レンズはグリーンレンズで、ミラーはなし。

可視光線透過率15%は、外からはちょうど視線が見えないくらいの暗さで、中からはわりと明るく外界が見える、なかなか良い塩梅の透過率になっています。なお、紫外線の透過率は1%未満とのこと。

偏光レンズ

「MAIA BLACK / GR」は偏光レンズで、乱反射を取り除いて、目に対してまっすぐな光だけが入ってくるようになるらしい。

ということで、偏光レンズだと水面の向こうがよく見えたりすることから、釣りをする方のサングラスでもよく採用されているようですが、残念ながらワタクシは釣りをする方ではないため、フツーに屋外の様子を見比べてみました。

まずは晴天下の見え方の違い。左側にサングラスのレンズがあります。

左がサングラスなし、右がサングラスあり。

グリーンレンズは緑や青空を鮮やかに見せてくれるとのことですが、嫌味っぽくないグリーン加減で、個人的には好印象の見え方です。

木陰での見え方の違いも載せておきます。左側にサングラスのレンズがあります。

左がサングラスなし、右がサングラスあり。

比べてみると、サングラスありの方が、明るい部分が白く拡散していて、イマイチにも見えます。実際の着用感としては、サングラス着用時の方がコントラストがはっきりしていて、細部までよく見える感覚があります。

樹脂フレーム

FLOATのサングラスは樹脂フレームになっていて、これはフランスのマテリアルメーカーが開発した特殊樹脂とのこと。

テンプル(ツル)とリム(レンズの周り)をつなぐヒンジ(蝶番)の部分も金属部品ではなく、曲げやすく加工された樹脂部品になっていて、この力加減が本当に最高。

頭を締め付けることもなく、緩すぎることもなく、軽いつけ心地なのにぜんぜんズレない。正直なところ、普段かけてるメガネよりも着用感がイイ。

汗でビショビショになった顔面からも滑り落ちないし、登山道を軽く駆け下りてもブレずに顔面にくっついてるし、

全世界のメガネでこのフレームを採用してほしい

と思ってしまうくらい、本当にフィット感がサイコー。

で、ここからさらにアイデア満載で、ヒンジの部分が樹脂なので、こんな感じ(↓)でテンプルが締まりきらないんですよ。

これ、どうやって解決したと思います?

テンプルに磁石を内蔵して、テンプル同士をくっつくようにしたんですよ。

天才じゃね?

テンプルに磁石が埋め込まれていることをさらに活用するために、こういう吸盤と磁石がセットになったパーツも付属していて、

このパーツを平らなところにくっつければ、サングラスをセットできるとのこと。

例えば、玄関とか、クルマの中にこのパーツをつけておけば、サングラスを使わないときに、パチっとこのパーツにくっつけておくことができるというわけ。

さて、ヒンジ部分が樹脂製であり、締まりきらないことは磁石で解決したとお伝えしたのですが、締まりきらないことそのものにも実はメリットがあって、なんと、サングラスを外しておくときに首にかけておくことができます。

汗ビショすぎて本当にお見苦しい限りなので、ぜひ公式サイトを見に行ってほしいのですが、FLOATでも「ネックホールド機能」と言っているので、これは正式な使い方と言っていいでしょう。

このネックホールド機能は、一度使うとやめられないくらいマジで便利。

通常、サングラスを外すと、胸ポケットや各種ハーネス等にぶら下げたり、帽子の上につけたりして、そのまま無くしたり、落としたりという事故が多発すると思うのですが、首に装着すると、適度に存在感があって「サングラスどこいった」問題が発生しづらいし、そこそこホールド力があるので落とすこともなさそうです。

着脱が多い世界中の老眼鏡で採用してほしい

と思ってしまうくらい、ガチでサイコー。

まとめ:見え方もフィット感もサイコーな良デザインの偏光サングラス

グリーン偏光レンズは、アウトドア向きのクリアな見え方で個人的には好印象。ただ、見え方については、個人差や好みの差が大きいかもしれないなーとも思います。

つけ心地に関しては、本当にサイコー。重量は27グラムと数値的にも軽く、樹脂フレームによってしっかりと、しかしキツすぎない強さで装着され、大変よろしい。フィット感に関しては個人差なく、全人類が満足すると思います。ちょっと盛りました。

テンプルに磁石を仕込むというアイデアも秀逸で、ネックホールド機能は想像以上に便利に感じると思います。

デザインも良いですしね。モデルの顔がパンパンに膨れ上がってなければもっと見栄えが良いはずです。

あと、このカジュアルなデザイン。スポーツサングラスのように顔のアールに沿ってない分、空気が抜けやすいのか、これまで使用していたSWANSのサングラスよりも曇りづらい気がします。FLOATのサングラスの特徴ではないので上では取り上げませんでしたが、気に入ってるポイントのひとつです。

めちゃくちゃ気に入ったので、春スノーボード用のカジュアルサングラスとして、ミラー付きのモデルもイイかもしれないなーとか、妄想が膨らんでいます。

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