ようやくNISAを始めた

ライフハック
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なんとなくその存在は知っていたものの「面倒くさそう」という印象だけで敬遠していたNISA制度。

ところが、昨今の米国株式や日経平均の好調で、以前から(旧)NISAで積立投資等を行なってきた人たちの運用益がぽこんと膨らんできたんでしょう、個人投資界隈が急激に盛り上がってきた感があります。

さらには今年1月から新NISAが始まり、マイナス金利も解除され、S&P500だの、オルカンだの、聞き慣れない用語が嫌でも耳に入ってくる。投資に関しては、若いころに個別株を少しかじり、いくつかの銘柄を塩漬けにした苦い経験しかないのですが、漠然と将来の生活資金にも不安を覚え始める年齢にもなり、重い腰を上げてNISAに取り組むことにしました。

なお、なんとなーくお金の話は大っぴらにしないほうが良いという日本人の古き良き(悪しき?)文化もありますし、あるいは他人を出し抜きたい、手の内をさらすと損をするかもしれないという謎のお金に対する信仰心のようなものから、あえて細部を隠すような情報のさらし方をしている場合も多いような気もしますが、このページでは包み隠さずオープンに記載します。

きっと、この文章をいま読んでいる貴方は、NISAや投資情報を検索してやってきたのではなく、アウトドアやスノーボードなどの検索から偶然このページを発見したか、あるいは、もしかしたら当サイトのアウトドアやスノーボードの記事を(奇特にも!!)楽しみしていてたまたまこのページが目に止まったごく少数の常連の方(いつもご覧いただきありがとうございます)だと思います。

であれば、この偶然の出会いから、何かしら得るものを持ち帰ってもらいたい。そんな気持ちで、オープンに情報を公開しますので、代わりに「ここに書いてあるとおりにしたら損をした!!」とか言ってどなりこんでこないでください。約束だぞ。

けっきょくNISAとは何なのか

このNISAという得体の知れない何者かの正体を調べるのが億劫で、誰か教えてくれー状態だったのですが、理解してしまえばカンタンだし、金融庁のページで十分に分かりやすい。

ひとことで言うと、NISAとは「少額投資非課税制度」のことで、ある条件では投資に税金がかかりませんよ、という制度だと理解しています。

投資に対する非課税制度。増税にやられる一方の我々なので、利用しない手はないですよね?というのがいま世間でNISAを叫んでいる人たちの主張です。

このNISAの非課税の条件について、もうちょっと詳しい説明が、以下の図です。こちらも金融庁が公開しているものになります。

出典:NISAを知る : 金融庁

まとめると、

  • 「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の2つの枠がある
  • 「つみたて投資枠」は年間120万円、「成長投資枠」は年間240万円まで非課税
  • 非課税の枠は総額1,800万円(「つみたて投資枠は」600万円まで、「成長投資枠」は1200万円)まで

ということです。

どうやって始めるのか

NISAを始めるにはたぶん、証券口座を開く必要があると思います。すでにネット証券などの口座を持っていればすぐにNISAが始められるでしょうし、持っていなければ、

が現在の2大ネット証券ということなので、どちらかを選ぶ感じで良いと思います。

  • Tポイントをよく使うなら、さいきんTポイントが合流したVポイントが使えるSBI証券
  • 楽天経済圏にいるなら楽天証券

みたいな感じでしょうか。もちろん、ほかにもネット証券はたくさんあると思うので、お好きなものをどうぞ。

自分はE*TRADE時代に、個別株取引用に口座を作ったSBI証券を使っています。

何に投資するのか

NISAが投資に対する非課税制度というのは分かったけど、何に投資したら良いのか分からない。これが次の疑問になるわけですが、NISAにも「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の2枠があり、いま盛んに叫ばれているのがインデックスファンドへの長期の積立(毎月同じ金額を積み立てる・ドルコスト平均法)投資です。

積立投資は、早く始めれば早く始めるほど、つまり市場にできるだけ長く居続けることにより、複利効果が得られるので、とにかく早く始めたい。

インデックスファンドとは、市場の動きを表す指数に連動した成果を目指す投資信託のことで、ここでの指数とは、国内だと日経平均株価とか、TOPIXとか、米国だとS&P 500とか、ダウ平均株価とか、NASDAQ 100とかですね。これらの指数に連動する商品を各社出していて、いま人気なのは、

ですね。

eMAXISシリーズは三菱UFJアセットマネジメントっていう会社が販売している商品で、それぞれ、全世界株式、米国株式(S&P 500)に連動する投資信託ということです。eMAXIS Slimは投資信託報酬が安価に設定されていて人気なのですが、店頭ではSlimなしのeMAXISという商品も売られているらしく、そちらはそれなりに信託報酬がかかるので、「Slim」付きを買いましょう、ということでした。

とにかく、ネットで調べていると、オルカン(オール・カントリー)か、S&P500か、みたいな言われ方、書かれ方をしているのが多いので、2大インデックスファンドと言って良いと思います。

どちらを選ぶか、あるいは両方選ぶかは、各自の投資スタイルや投資に対する前提条件によって変わってくると思います。

自分も最初はこの2つのどちらかにしようと考えて、めちゃくちゃ悩んだのですが、長期的に見ると、

  • 米国だけに賭けるほど米国経済を信用していない
  • 基本に立ち返り分散を重視しよう(S&P 500が分散していないという意味ではないです)

という考えから、オルカンを選びました。

とはいえ、現時点ではオール・カントリーのうち6割が米国株とのことですので、米国の株価の影響はかなり受けるワケですが。

投資方針をどうするか

ここまで述べてきたように、

  • NISAが「つみたて投資枠」「成長投資枠」合わせて、1,800万円という上限がある
  • これらの枠でインデックスファンドへの積立投資を行う

ということを考えると、つまりNISAとは「いかに早く1,800万円の枠を使い切るかというゲーム」と考えることができます。

「つみたて投資枠」は年間で120万円、「成長投資枠」は240万円なので、1年間で合わせて360万円。1,800万円という枠を使い切るには、最速で5年という計算になります。

つまり、すでに1,800万円以上の余剰資金がある人は、何も考えずに毎月30万円の積立設定をして、5年間待てば良いということです。

残念ながらそこまでの余剰資金がない自分は、旧NISAの遅れを取り戻したいという気持ちもあり、イケるところまで毎月30万円のペースを保ち、余剰資金がなくなってきたらペースを落とす、という方針にしようと思っています。

年初に一括か毎月積立か

いまはもう3月なので、途中から参加して毎月積立だと1月、2月分の積立ができなくて、損した気分になる、と思って調べていたのですが、ボーナス月設定設定を使用することにより、積立設定で追いつくことができることが分かりました。

例えば、「つみたて投資枠」の120万円に4月から始めて追いつく場合、以下のように積み立てれば良いわけです。

1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
通常10万円10万円10万円10万円10万円10万円10万円10万円10万円
ボーナス月30万円

2年目以降は積立設定を変更し、ボーナス月の積立をやめれば、毎月10万円の積立だけになります。

また、できるだけ早く資金を投入したいという意味で、最大限にNISA枠を活用することを考えれば、年初に一括で枠を使い切りたいわけですが、これもボーナス月設定と、積立られる最低の金額が100円であることを利用して、下記のように設定できます。

1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
通常100円100円100円100円100円100円100円100円100円100円100円100円
ボーナス月119万8800円

自分は、3月から始めて、かつ、「つみたて投資枠」は一括にしたので、2024年の設定は以下のようになっています。

1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
通常100円100円100円100円100円100円100円100円100円
ボーナス月119万9100円

ちなみに、「成長投資枠」の240万円でも、(制度設計した政府の思惑はともかく)インデックス投資が可能ですし、自分の場合は、こちらの枠もオルカンにして、毎月積立にしています。

まとめ

いちおう、現在の設定をまとめておくとこんな感じ。

つみたて投資枠eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)年初一括・120万円(ボーナス月利用)
成長投資枠eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)毎月積立・20万円

積立投資の副次的なメリットとして、設定さえしておけばあとは放ったらかしで良いというのもあるのですが、設定の変更がカンタンで、かつ、次回の積立時までに設定すれば良いというのも魅力だということが分かりました。

例えば、いま、オルカン以外の商品も買ってみようかなーという気になっているのですが、自分の場合だと、成長投資枠のオルカン20万円を10万円にし、新しい商品を残りの10万円で組み込む、というようなことが途中からできます。それも次の積立タイミングまでの間にゆっくり考えれば良く、これが良いのでは!!と思った銘柄を積立設定したけど、翌朝冷静になって設定を解除した、なんてことが2回もありました。

さて、いまの懸念は、下げ相場に来たときに、強い気持ちを持って、投資し続けられるか、というところ。まだ投入金額が少ないので、最初は「安くなって多くの口数が買えるからラッキー」みたいな気持ちなんだと想像しますが、目に見えて自分の資産が目減りしていくように見えるときに、市場からの退場がちらつくはずです。少なくとも、個別株では一度退場した経験があるので、この辺は容易に想像が付くわけですけど。

この懸念に対する答えは持ってないのですが、30年後に答え合わせができると思えば、将来が楽しみにもなってくるわけで、意外にもNISAきっかけで我々世代が投資を始めてみるのも面白い体験になるかもなーなどと思いました。

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