アウトドアにおける靴下については、絶対的にメリノウールを使っているものが良いと思っていて、スノーボードにおいてはACLIMAの「HUNTING SOCKS」を使用。
登山向けにはPOINT6の「Runner’s High Ultra Light No-Show」とか「Hiking Essential Medium Mini Crew」あたりを履いてきたんですが、長期間の使用でフェルト化してきたのか、伸びたり、ペナペナになってきたりしてるので、登山向けにモンベル「メリノウールサポーテックトレッキングショートソックス」を新調しました。
いや、POINT6の靴下にぜんぜん不満はなかったですけどね。せっかくモンベルクラブの会員になってるので、とくに送料無料の特典を受けたくて、モンベル製を選んでみました。
モンベル「メリノウールサポーテックトレキングショートソックス」
素材
素材はメリノウール100%ではなく、
【素材】ウール49%+ナイロン29%+アクリル12%+ポリエステル7%+ポリウレタン3%
モンベル | オンラインショップ | メリノウール サポーテック トレッキング ショートソックス
と、化繊を51%含んでます。
アウトドア向けのウェアでも、メリノ50%+化繊(たいていポリエステルだと思います)50%混紡の製品はよく見かける気がするので、半分くらい化繊を含むと化繊の耐久性とか、ウールの消臭性、吸湿性などのバランスがちょうど良い塩梅なのかも。
あと、100%ウールではサポート力が生み出せない、みたいな事情もあるのかもしれません。
左右の区別があるデザイン
画像のように左右の区別があるデザイン。RとLの記載があるので間違えないと思いますが、心配な方は野球の右翼=ライト、左翼=レフトと覚えましょう。これで覚えられる人なら間違えるはずないですけど。
サポーテック
サポーテックはモンベル独自のサポート機能で、要はキツめに引き締めることで、足をサポートしてくれるというものらしい。
とくに土踏まずのところがキュッと締まっていて、心地よい気がします。
サポートタイツにおける「サポート」とは、ふくらはぎなどを締め付けることによって、動作時の振動を減らして、疲労を軽減する効果のことを言っているとどこかで読んだ気がするので、ふくらはぎのようにフラフラする筋肉がない足を、靴下でサポートするっていうのは、そんなに効果がないのでは?と思ったりします。
が、五本指の靴下よりも、足の指が接触するフツーの靴下の方が、力が出やすい(ボルダリングのカチ持ちと同じ原理)という話も聞くので、やっぱり足を固めるのは案外、効くのか。
生地厚は「厚手」となっていますが、「中厚手」くらいのような気もします。履きやすいです。
丈
短パン同好会の会員ゆえに、短パンに合わせることを考えて、ショート丈にしてるのですが、シューズを履くとこのくらいの長さ感。
ショートソックスとして考えると、個人的にはもう少し短めが好みですが、トレッキング向けなのでこの辺がちょうど良いのかも。ランニング用だったらもうちょっと短くても良いと思います。
履き心地
サポート力についてはまだ懐疑的なのですが、履き心地については文句なく快適。その理由はやはりウールの程よい吸湿性というか、湿度調節機能によるものだと思います。
下山してシューズを脱いだときに、汗ビチョだったり、蒸れてることがぜんぜんない。
あと、靴下のサイズが合ってないと、シューズの中で余ったり、中で滑ったりして、足の皮膚トラブルを引き起こすことがあるのですが、「メリノウールサポーテックトレッキングソックス」は、S、M、Lの3サイズ展開。ぴったりのサイズが見つかると思います。(サポート靴下という時点で、要は「スリムフィット」なので、サイズは合いやすいと思いますけどね。)
まとめ:むしろ化繊100%が気になるくらいには快適な登山靴下
モンベル製ということで、入手性も高く、お手頃価格。なにより、円安のいま、わざわざ海外製品を買う理由もなく、俺たちのモンベルを選んでおけば間違いない、という気持ちもあります。
履き心地については文句ないのですが、逆に100%化繊はどうなの?という興味もわいてきて、ウィックロンも履きくらべたい気もしてきます。
(追記)ウィックロンも試してみました。
一点だけ、そういえば思い出した、というレベルなのですが、新品のときに匂いを嗅いだら、なんとなーく獣臭がしたような気がします。まぁ、ウール入ってるからね。でもウール製品がぜんぶそうだとも思えないし、あれ、なんだったんだろ。
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