2022年GWの立山バックカントリー │ 最終日

スノーボード
当サイトには広告・アフィリエイトリンクが含まれる場合があります。

5月2日からの「ゴールデンウィーク立山バックカントリー」という名の立山残雪期山籠り(修行)もいよいよ4日目の最終日。

雷鳥沢キャンプ場

初日に滑走できなかったこともあり、最終日もなんとか1本は滑ってから撤収しようという魂胆。

登り始める斜面を確認しながら、

朝ご飯。

3日間、朝ご飯はマルタイの棒ラーメンでした。ありがとうございます。美味しかったです。

雷鳥荘方面へ

今日狙っているのは、2日目の2本目で見つけた、気持ちの良さそうな斜面。

9時半前には2日目の2本目の滑り始めのところまで登って、再び様子を確認。

矢印のあたりからエントリーして、画像の左側に向かって滑り降り、

できれば、地形で少し遊んで雪道に降りるプラン。

ちなみに2日前の画像はこんな感じで

もうちょっと滑りやすそうに見えたんだけど。好天で雪質も悪くなり、ゴールデンウィークも進んでトラックがたくさん付きました。すこし難易度が上がってるように見えます。

雷鳥荘までいったん上がり、

当初予定していたエントリーポイントは上からは見えづらく、ちょっと弱気になって、さらに奥の方から入りました。その辺の気の迷いは行動ログにも現れているので、探してみてください笑

エントリーし、少しトラバースしてから滑り始めたんですが、ワイドな斜面で結構気持ちが良かった記憶があります。午前中の雪で滑りやすかったのもあるかもしれません。

撤収

雷鳥沢キャンプ場に戻ってきて、いよいよ撤収準備。

3日間、お世話になったサイト。

ちょっと狭かったのですが、初日の悪天候の中、テントを立てられただけで感謝だったし、その後は拡張しようと思えばできたのだとは思いますが、惰性でそのまま過ごしました。

そして、撤収時あるあるだと思うのですが、

荷物の容積が増え、バックパックに収まり切らない謎。宿泊を伴うスノーシューのバックカントリーではどうしても行動用バックパックと荷物用のバックパックが分かれてしまうのですが、行動用のバックパックがうまく乗せられず、苦労しました。

12時過ぎにテント場をあとにしました。

ライチョウ

くっそ重いバックパックを背負い、手にはボードを引きずって、室堂ターミナルに戻る帰路につきます。

立山テント泊バックカントリーはマジでこの行程が辛い。疲れ切っている上に、来るときとほとんど変わっていないように思える重量のバックパックを背負い、滑り降りる楽もできず、ひたすら雪道を登る作業。

今回は室堂山荘経由で帰るつもりだったのですが、出来心で途中でみくりが池経由を選択。多分、室堂山荘経由よりも距離は短いものの、急登のため、時間はかかったように思います。

が、おかげで、みくりが池温泉の手前のハイマツのところでライチョウ(を撮影している人々)を発見。

真ん中にライチョウがいます。

真ん中からちょっと左にライチョウのツガイがいます。

以前、ハイクアップ中にすぐ近くに飛び降りてきたライチョウは、(刺激しないように)わりと近くまで寄って撮影できたりしたのですが、今回のこのシーンではちょっと近寄れない雰囲気でしたね。

帰宅

雷鳥沢キャンプ場を発ってから2時間、14時過ぎになんとか室堂ターミナルにたどり着きました。

コインロッカーに預けたモノを回収し、それなりに混んでる高原バス、ケーブルカーを乗り継いで、16時に立山駅に到着。もうフラフラ。

さらに20分以上歩いて、駐車場へ。駐車場への道は、スノーボードを引きずるわけにもいかず、本当に辛かった。

一番近いコンビニに駆け込み、「文明の味」を思い出して、3泊4日のバックカントリー行程を無事に終えることができました。ありがとうございます。お疲れさまでした。

簡単なフリカエリ

バックカントリー前に下記のようなエール(?)をいただいていたし、

自分でも「ソロで3泊のテント泊バックカントリー」に、どこか変化を期待していた部分もあったのですが、

残念ながら悟りを開くことはなかったし、変化も感じられませんでした。

もし、そういう悟りや変化が、自分の内面と向き合う時間によって得られるものだとすれば、そういう時間はほとんどなかったのだと思います。だいたいにおいて余裕がなく、その瞬間の課題解決で精一杯でした。

ただ、そういう余裕のない時間を…つまり、絶えず周囲に気を配りながら慎重にすごす4日間を…無事やり遂げたという経験はできたし、後になってこうやって振り返ることもできているので、悟りを開いたり、変化を感じたりするのは、これからなのかな、とも思っています。

2022年5月5日の行動ログ

お疲れさまでした。大変よく頑張りました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました